子育てを初めてするママやパパにとって悩ましいのがおむつ選びですよね。ベビー用品店に行くと、おむつコーナーには実にたくさんのおむつが整然と並べられています。
その光景を初めて目にしたとき、思わず「わお…」と戸惑いを覚えた方も多いはずです。
戸惑いの理由は、いろんなメーカーからいろんな種類のおむつが出ていて、結局なにを買えばいいのか迷ってしまうからだと思います。
さらにおむつにはサイズもたくさんあって、「新生児用とSサイズのちがいは?」「赤ちゃんはいつからMサイズに切り替えるの?」といったように分かりにくい点も多いですよね。
そこで今回は、出産に向けての準備をスタートした、初めておむつを買おうとしているママに向けて
「おむつの種類はどんなものがあるの?」
「どんなおむつを買っておけばいいの?」
「おむつのサイズ別の使用時期が知りたい!」
といった疑問を解消できるように、おむつのキホンをまとめてみました。
おむつの種類はもう理解したから、とにかくオススメを知りたい!という方はこちら。
・おむつの種類(紙と布のちがい)
・テープタイプとパンツタイプのちがい
・おむつのサイズアップのタイミング
1.おむつの種類
一般的なおむつの種類は「紙おむつ」と「布おむつ」の2種類があります。
文字どおり素材がちがい、一回で使い捨てる「紙おむつ」と、洗濯すれば何度も使用できる「布おむつ」に分けられます。
2種類ありますが、今はほとんどのご家庭が「紙おむつ」を使用されています。市などが開催するプレママ教室でおむつ替えを体験しましたが、そこでも「紙おむつ」を使用した説明をされていました。
2.紙おむつの種類
紙おむつはさらに「テープタイプ」と「パンツタイプ」の2種類に分けられます。
テープタイプの紙おむつ
「テープタイプ」は生まれた直後から使用できるもので、新生児のように赤ちゃんがあまり動かないときからの使用を想定しています。
パンツタイプの紙おむつ
「パンツタイプ」は赤ちゃんが寝がえりを始めたり、ハイハイをし始めたりといったように、赤ちゃんがよく動くようになるころからの使用を想定しています。
テープタイプの紙おむつ…生まれた直後から腰がすわる頃まで使用する
パンツタイプの紙おむつ…首や腰がすわってから(体重約4㎏以降に)使用する
出産準備をはじめたママは、まずはテープタイプの紙おむつを買っておけばまちがいなしです。
つまり、生まれた直後は「テープタイプ」の紙おむつでスタートし、赤ちゃんがよく動き始める頃から「パンツタイプ」にステップアップしていきます。
テープタイプ | パンツタイプ | |
使用時期 | 生後直後~腰がすわる頃 | 生後5か月頃~ |
履かせ方 | 寝かせた状態 | 立った状態も可能 |
着脱のしやすさ | テープで留めるので、少し手間がかかる | 足を通すだけなので、手間がかからない |
価格 | 安い | 高い |
使用時期はあくまでも目安で、ご家庭によっても切り替えのタイミングは異なります。赤ちゃんがよく動くようになると外れにくいパンツタイプがいいですが、費用も高くなります。それぞれのご家庭によって多少のズレがあるものです。
テープタイプを卒業するタイミングは、赤ちゃんがよく動き始めた頃!
3.紙おむつのサイズ別の使用時期
紙おむつには、タイプとは別に、体重によって変わる「サイズ」があります。
サイズの種類は小さい順に、新生児、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、ビッグサイズの5段階が一般的です。
それぞれのサイズ別に、体重と使用時期の目安をまとめてみました。
種類 | 赤ちゃんの体重 | 赤ちゃんの年齢(時期) |
新生児用 | ~5㎏ | 生まれた直後~生後3か月頃 |
Sサイズ | 4~8㎏ | 生後1か月頃~生後5か月頃 |
Mサイズ | 6~11㎏ | 生後4か月頃~生後9か月頃 |
Lサイズ | 9~14㎏ | 生後6か月頃~生後12か月頃 |
ビッグサイズ | 12㎏~ | 生後12か月以降 |
使用時期の目安は平均的な体重をもとに示していますが、男の子か女の子かによっても変わってきますので、あくまでも目安として考えてください。
ということで、今回のまとめです。
・出産準備のときに買うのは、「テープタイプの新生児用の紙おむつ」
・赤ちゃんがよく動くようになる生後5か月頃からパンツタイプに切り替え
どのメーカーの紙おむつを買うべきかはこちらでまとめています。