生後6か月になった頃、それまで母乳だけを飲んでいたゆうくんがとうとう麦茶デビューを果たしました!
初めてミルク以外の飲食物を口にするということで、「ちゃんと飲んでくれるかしら」「どんな市販商品を選べばいいのかしら」と疑問だらけ、不安だらけだったのですが、無事に麦茶を嫌がることなく、ぐびぐびっと男前に飲んでくれました。
ということで今回は、これから麦茶デビューをする赤ちゃん、そしてママとパパ向けに、
麦茶デビューの始め方、注意点
赤ちゃんが麦茶を嫌がらないあげ方
といった、赤ちゃんが麦茶を飲むときのあれこれを、実際にウチで実践した画像付きでまとめてみました。
赤ちゃんの麦茶はいつから始める?
ウチで実際に麦茶デビューをしたのは、生後6か月になる少し前でした。
それまで母乳育児でやってきましたが、このタイミングで麦茶を飲ませたのには理由があります。それは、そろそろ離乳食を始めようと考えたからです。
麦茶デビューのタイミングは離乳食前に!
赤ちゃんに麦茶を飲ませる最大の理由は「水分補給」です。
それまで母乳で水分を補給できていましたが、離乳食が始まると食べ物や飲み物から水分を摂取する必要があり、水分摂取効率がよい麦茶を飲ませることが一般的です。
したがって、離乳食を始めるよりも前に、赤ちゃんが麦茶に慣れておく必要があるのです。
離乳食が始まっても、はじめは一日一回食でまだまだ母乳育児は続くので、必ずしも麦茶で水分補給をしないといけないわけではありません。ただし、母乳卒業後は麦茶で水分補給しないといけなくなるので、今のうちから麦茶の味やにおいに慣れておくと嫌がることが少なくなります。
麦茶デビューの始め方、注意点
赤ちゃんに初めて麦茶を与える際には、いくつかの注意点があります。
麦茶デビューの注意点
市販の赤ちゃん用麦茶を飲ませる
ぬるめの温度で飲ませる
赤ちゃん用スプーンで飲ませる
開封した麦茶は3日まで!
はじめは午前中に飲ませる麦茶を飲ませる
麦茶を初めて飲ませるときは、必ず午前中に飲ませるようにしましょう。
理由として、赤ちゃんが麦茶にアレルギー反応を起こしたり、体調が悪くなる可能性がないとは言い切れないからです。
午前中に飲ませると、万が一のときも病院が開いているので対処が可能です。かかりつけの病院の診療時間を確認しておくと安心です。
市販の赤ちゃん用麦茶を飲ませる
麦茶にはカフェインやアレルギー成分が一切含まれていないので、赤ちゃんでも安心して飲むことが可能です。
ただし、麦茶独特のにおいや味を気にして、飲むことを嫌がる赤ちゃんは多いでの、なるべく初めてのときは市販の赤ちゃん用麦茶を試すようにしましょう。
ウチで麦茶デビューをしたのはこちらの市販用麦茶です。
ぬるめの温度で麦茶を飲ませる
麦茶はペットボトルの状態だと常温保存していると思いますが、赤ちゃんは消化器官がまだ発達していないので、常温だと少し冷たく、下痢などの症状を起こす可能性があります。
また、普段飲んでいる母乳やミルクは35~37℃くらいのことを考えると、赤ちゃんが嫌がらず飲みやすくするためにも、少しぬるめの温度にしてから飲ませましょう。
麦茶をペットボトルから加熱用の容器に入れ、電子レンジで加熱してからしばらく置いて冷ましましょう。赤ちゃんが初めて麦茶を飲む量は小さじ一杯の一口程度なので、小さめの容器に少量入れると冷めやすいです。
赤ちゃん用スプーンで麦茶を飲ませる
はじめて赤ちゃんに麦茶を飲ませるときは、まずは小さじ一杯からで十分です。
そのため、ストロー付きのマグやコップだと赤ちゃんには飲みにくいので、赤ちゃん用の小さなスプーンで飲ませるようにしましょう。
開封した麦茶は3日まで
一度開けた麦茶は開封した日から3日以内に飲むようにしましょう。
ペットボトルのパッケージにも書かれているので確認するようにしてください。
赤ちゃんが麦茶を嫌がることがないあげ方
もしも赤ちゃんが麦茶を嫌がるときは、次のポイントに注意して実践してみてください。
赤ちゃんが麦茶を嫌がらない方法
お湯で薄めて飲ませる
少量ずつ飲ませる
麦茶を授乳前やお風呂後に飲ませる
赤ちゃんに麦茶を飲ませようとしても嫌がってしまうときは、お腹が減っている授乳前やお風呂後の体の水分が失われたタイミングを狙って飲ませるようにしてください。
お腹が減っているとき、赤ちゃんは口をパクパクして本能的に食べ物を欲しがるので、そのタイミングに合わせることで比較的スムーズに麦茶を飲んでくれます。
麦茶をお湯で薄めて飲ませる
赤ちゃん用の麦茶でも、少し苦みを感じたり、においを嫌がったりする赤ちゃんもいます。
そんなときは、常温の麦茶にお湯を足して少し薄めてから飲ませるようにしてください。
はじめは麦茶に対して1:1くらいから初めて、徐々にお湯の量を少なくしていくなど、赤ちゃんの様子を見て調整しましょう。
麦茶を少量ずつ飲ませる
これは、先ほどご紹介した離乳食用の小さじスプーンを必ず使うようにしてください。
赤ちゃんはストローを吸ったり、コップに口を付けて飲んだりすることにまだまだ抵抗があります。
大人にとっては当たり前で簡単なことも、赤ちゃんからしたら大きなハードルがあることが多いので、麦茶を飲ませるときもなるべく赤ちゃんが飲みやすいかたちをとってください。
ということで、ゆうくんの麦茶デビューの際に注意したポイントや赤ちゃんが麦茶を嫌がるときの対処法をまとめました。