生後100日が経過した頃にやってくるお祝いイベントが「お食い初め」ですが、両家が揃うお宮参りと比べるとお祝い事としては比較的規模が小さくなります。
甥や姪のお宮参りに参加したことがあるママやパパはいるでしょうけど、「お食い初め」は当事者にならないとなかなか縁がないものです。
ですが、お食い初めは古くから伝わる日本伝統の慶事であり、ご両家の両親(赤ちゃんの祖父母)にとっては「参加するのが当然のことである」と考えている場合も多いです。
いろいろ調べていると、この「両家の両親を呼ぶか呼ばないか」について悩まれているママが実に多いことがわかりました。
ということで今回は、お食い初めには両親(祖父母)を呼ぶべきなのか、呼ばなくてもいいものなのかを、最近のママたちの育児事情からまとめてみました。
お食い初めは親世代にとってどんなもの?
お食い初めとは
そもそもお食い初めとは、生後100~120日の赤ちゃんが「将来、食べ物に困らないように」という願いを込めてお祝いをする儀式です。
古くは平安時代にさかのぼるほど、日本古来より伝わってきた伝統行事の一つです。
赤ちゃんは実際になにかを食べるわけではなく、食べるふりをして子どものすこやかな成長を願います。
両親世代(50代~60代)はお食い初めをした?
今のママ世代が赤ちゃんだったとき、両親世代にとってお食い初めはどのくらい一般的だったのでしょうか。
それがわかれば、両親世代にとってのお食い初めに対する価値観や重要性が見えてきそうです。
まず、ウチの場合ですが、両家の両親ともに「お食い初め」はしていませんでした。
また、yahoo!知恵袋で調べると興味深い投稿がありました。
お食い初めは
昔からあった行事ですか?
母(五十代)に聞くと、
やったことがないから
想像が付かないと言ってました。
これだけ見ると、「昔は今ほどお食い初めが一般的ではなかったのでは?」と思ってしまいますが、この投稿には他にも回答が寄せられています。
そうなのです、お食い初めには世代による差というものがあまり見られず、どちらかといえば地域による差が大きいように調べていて感じました。
たしかに、お食い初めの献立では「関西ではタコを出す」といった地域差があるので、土地柄によっても文化や捉え方は違ってきます。
どうやらお食い初めは今も昔もそれほど大きく変わっていない可能性が高いので、「昔はどうだった?」よりも「両親の住んでいる地域はどうなんだろう?」ということを考えたほうがよさそうです。
イマドキママはお食い初めに両家を呼んでいる?
調べてみると、お宮参りは両家を呼ぶけれど、お食い初めは両家を呼ばないで夫婦で行う、というご家庭が少しずつ増えているように感じました。
というのも、「孫フィーバー」という義父母の執拗な育児介入を揶揄する言葉が最近話題にもなっているように、
義理の両親とは一定の距離を保ちたいママが増えているという背景があります。
ただでさえ、育児や家事に忙しいのに、余計なストレスをママが我慢することはよくありませんし、その我慢によってあとあと義父母との関係が悪化することも避けたいところです。
ですので、「お食い初めは夫婦だけで簡単に行うので、今度また1歳の誕生日のときは~」みたいな感じで、きっぱりと断りを入れることも大切です。
結論、両親を呼ぶべきか呼ばなくていいか
結論、呼びたくないなら無理に呼ばなくていいと思います。
ただし、先ほど述べたように、両家の地域の風土や文化、ご家庭の価値観によってお食い初めの位置づけがまったく異なってくることから、
「周りはお食い初めをしていないからウチもしなくていいよね~」とか、
「両家ともに遠方だから私たちだけで済ましちゃおっか」といったように、
夫婦だけで判断するのではなく、両家に対して事前にそれとなく聞いてみるなど、一定の気配りはしたほうがよいです。
また、お食い初めでは記念写真を撮るでしょうから、その写真をしっかり現像して渡してあげましょう。
赤ちゃんが泣き止まなくて困っているママさん、パパさん。抱っこばかりだと大変なので、レンタルでいろいろとベビーグッズを試してみるのもオススメですよ。とくに、バウンサーは安く借りられますし、赤ちゃんが気に入ればすぐに泣き止んでくれるので使ってみる価値ありです!
わが家もいろんなレンタル会社を試してみましたが、ベビレンタが一番使い勝手がよくて安いのでお気に入りです!
ベビー用品のレンタルなら【ベビレンタ】