出産後、赤ちゃんとママの初めての外出といえば、産後一か月でおとずれる産婦人科医での一か月健診です。
はじめて外に出ることに対する不安もあれば、順調に赤ちゃんが育ってくれているか心配になるというママも多いと思います。
ということで今回は、ママも不安でいっぱいの一か月健診について、ウチで実際に診療を受けたときの持ち物や診察内容、費用、赤ちゃんの標準体重などについてまとめてみました。
・一か月健診の持ち物(写真付き)
・一か月健診で注意すること
・一か月健診の診察内容、標準体重
・一か月健診の費用
一か月健診の持ち物
実際の持ち物です。なお、ウチの場合一か月健診は8月中旬に行われました。
*青字は必須の持ち物、黒字はあったら便利な持ち物です。
① 母子手帳
② 乳児健診補助券(母子手帳別冊)
③ 成長日記
④ 健康保険証(母・子それぞれ)
⑤ 診察券
⑥ 医療証
⑦ おむつ(2~3枚)
⑧ おむつふき
⑨ 使用済みおむつ入れ
⑩ ジップロック
⑪ 哺乳瓶
⑫ 粉ミルク
⑬ 水筒
⑭ 着替え
⑮ ガーゼ
⑯ 現金
① 母子手帳(母子健康手帳)
妊娠後にお住まいの自治体から支給されます。
小学校入学まで使用するので大切に保管しましょう。
② 乳児健診補助券(母子健康手帳別冊)
お住まいの自治体から母子手帳とあわせて支給されるものです。
これまでも妊婦健診のときには補助券を毎回出していたはずです。
③ 成長日記
ミルクの量やおしっこの回数など、診察時に聞かれることがあります。
記録している人は念のため持参しておけば安心です。
④ 健康保険証(母・子それぞれ)
ママの分と赤ちゃんの分を持参します。
赤ちゃんの分は一か月健診に間に合うように事前に作っておきましょう。
⑤ 診察券
出産した病院の診察券です。
産婦人科であれば、一か月健診が最後の通院になります。
⑥ 医療証(乳幼児医療費助成制度)
お住まいの自治体から医療費助成を受けるための証明書です。
市役所などで申請後、2週間程度で郵送されます。
健康保険証と同じく、一か月健診に間に合うように作っておきましょう。
⑦ おむつ(2~3枚)
病院では受付時に一枚必ず渡す必要があります。
余分に数枚持っておくと安心です。
⑧ おむつふき
普段使用しているものを持参しておくと安心です。
⑨ 使用済みおむつ入れ
普段使用しているものを数袋持っておきましょう。
⑩ ジップロック
使用済みおむつのにおいが気になる方は持ち歩きましょう。
密閉できて使い捨てできるジップロックがおすすめです。
⑪ 哺乳瓶
母乳育児の場合でも持っておくと安心です。
ガラス製+シリコーン加工のものがおすすめです。
⑫ 粉ミルク
使いきりできるものがおすすめです。
試供品として病院でもらえることがあります。
⑬ 水筒
母乳を作るときのお湯を入れておきます。
保温できる魔法瓶タイプを用意しましょう。
⑭ 着替え
1セット分、肌着一枚だけでもあれば安心です。
ウチの場合は持参したけど使用しませんでした。
⑮ ガーゼ
ミルクをあげるときなど、なにかと必要です。
⑯ 現金
診察費用など、念のため2万円程度持っておきます。
一か月健診で注意すること
事前に作成が必要なもの
1)赤ちゃんの健康保険証
ママまたはパパの勤務先に、出生したことを連絡して健康保険への加入を依頼します。共働きの場合は収入が多いほうの扶養に入ります。
自営業の方は、国民健康保険に自ら申請する必要があります。
2)医療証(乳幼児医療費助成制度)
生後2週間以内の届け出が必要な「出生届」を市役所に出しに行くと、「児童手当」と「医療費助成」もあわせて申請してくれることが多いです。
事前に申請に必要な提出書類を確認し、一か月健診に間に合うように申請するようにしましょう。必要は書類は自治体によっても異なります。
事前に購入しておけば便利なもの
1)ベビーカー
生後1か月から使えるA型ベビーカーがあればとても便利です。
病院の待合室は人も多く、赤ちゃんがぐずって泣き出したときに、少し静かなところに移動して落ち着かせることもあります。ずっと抱っこするのも大変なので、ベビーカーがあると安心です。
いずれ使用する予定があるなら、一か月健診をベビーカーデビュー日にしてみるのもありだと思います。
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2)抱っこひも
ベビーカーではなく、扱いやすい抱っこひもを使用するのもオススメです。
新生児からでも使えるタイプのものだと、赤ちゃんもママやパパに密着できるので落ち着いてくれます。
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当日の服装や移動手段、付き添いなど
1)当日の赤ちゃんとママの服装
一か月健診では、赤ちゃんの服装は前が開くタイプの服を着させましょう。夏であれば肌着一枚にして、念のため薄目のガーゼタオルや羽織るものを一枚持っておくと安心です。
ママも診察があるので、パンツではなくワンピースがオススメです。
2)移動手段
当日、長時間の徒歩はなるべく避けたほうがいいです。
約1か月ぶりの外出にもなるので、夏であれば熱中症などの危険もあります。パパに車を運転してもらうか、タクシーを利用するようにしましょう。
3)付き添いの必要性
荷物も多く、赤ちゃんの様子も見なければならないので、大人の付き添いがあったほうがいいです。
一か月健診ではママも不安になっているので、なるべくパパが付き添いをして、荷物を持つだけでなく、精神的なサポートもしてあげてください。
一か月健診の診察内容、標準体重
当日の流れ
待合室から中待合室に移動。
↓ 赤ちゃんはいったん診察室に運ばれ、シロップのお薬を飲む。
↓ 赤ちゃんの身長や体重、頭囲、胸囲などが測定される。
↓ 赤ちゃんが戻ってきて、ママと再び呼ばれるのを待つ。
↓ 診察室に一緒に入って診察開始。
↓ 入院中に受けていた、先天性代謝異常等検査結果の報告を受ける。
↓ 赤ちゃんは聴診器を当てられるなど、触診を受ける。
↓ ママは子宮の様子などをモニター検査、問診を受ける。
気になる点などがあれば相談、問題がなければ診察終了。
病院の混み具合にもよりますが、病院に着いてから1時間~1時間30分程度です。
シロップは「ビタミンK2シロップ」というもので、ビタミン欠乏症を防ぐものです。入院中にも服薬されていました。
具体的な診察内容
・モロー反射などの原始反射
・視覚検査
・黄疸
・股関節脱臼
・先天性の病気有無 など
標準体重や標準身長
標準体重(男子) | 約3.5~6.0㎏ |
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標準体重(女子) | 約3.0~5.0㎏ |
標準身長(男子) | 約50~60㎝ |
標準身長(女子) | 約50~60㎝ |
一か月健診の費用
一か月健診では、健康保険は使えませんが、出産育児一時金の直接支払制度や医療費助成、乳児検診補助券などにより減額してもらえます。また、入院時に費用を一部前払いしている場合もあります。
・出産育児一時金とは、国から42万円が支給されるものです。
・直接支払制度とは、病院でかかった費用の総額から42万円が自動で引かれ、その差額分だけを支払えばよい制度のことです。
当日、ウチが実際に支払った金額は、約15,000円でした。
退院時、もしくは一か月健診の支払い時に「出産育児一時金 明細書」というものが渡されます。これは、ママやパパの勤めている会社に申請すれば、会社や組合によってはさらに追加で一時金が支給される可能性があるので、大切に保管しておきましょう。申請は自己申告です。
以上、一か月健診についてのまとめでした。