ベビー用品店に行くと、哺乳瓶の売り場に「哺乳瓶用洗剤」というコーナーがあります。
初めて育児をするママやパパにとっては、
と疑問に思うのではないでしょうか。
ということで今回は、初めて育児をする初心者ママに向けて、「なぜ哺乳瓶の洗浄は哺乳瓶専用洗剤を使う必要があるのか」を台所用洗剤と比較しながらまとめていきたいと思います。
また、ウチが実際に使っている「哺乳瓶だけでなく離乳食用の食器洗いにも使えるオススメの哺乳瓶用洗剤」をご紹介します。
・そもそも哺乳瓶用洗剤とは?
・台所用洗剤を使わないほうがいい理由
・哺乳瓶の正しい洗い方
・洗剤の選び方とオススメの紹介
✅目次チェック
哺乳瓶用洗剤とは?
哺乳瓶用洗剤は、植物由来の洗浄成分でできているものが多く、万が一洗剤のすすぎ残りが赤ちゃんの口に入ってしまっても害のないように作られています。
無香料、無着色、リンが含まれていないなど、赤ちゃんのことを考えて作られているので、哺乳瓶を洗浄するときには哺乳瓶用洗剤を使うのが安心です。
台所用洗剤を使わないほうがいい理由
一方で、普段ご家庭で使用されている一般的な台所用洗剤には、香料や洗浄成分の高い化学物質が多く使われています。
しっかりとすすいでも洗剤のすすぎ残りは起こってしまうものなので、赤ちゃんの口に触れるものには、万が一洗剤が残っても安全な哺乳瓶用洗剤がおすすめです。
また、哺乳瓶の汚れのほとんどはミルクの汚れです。
哺乳瓶用洗剤はミルクの汚れ落としのために作られているものなので、一般的な台所用洗剤に比べて洗浄力も高くなっています。
一日に何度も洗浄する哺乳瓶だからこそ、安全かつ効率よく洗浄できる哺乳瓶用洗剤を使うのが一番いいのです。
哺乳瓶の正しい洗い方
哺乳瓶用洗剤を買っても哺乳瓶の洗い方が間違っていては元も子もないので、ここでは哺乳瓶の正しい洗い方もまとめておきます。
注意① 使用後、すぐに洗う
哺乳瓶は、赤ちゃんにミルクをあげた後は、なるべくすぐに洗うようにしましょう。
ミルクには脂質やたんぱく質が多く含まれているので、使用後すぐだと洗浄が簡単ですが、時間が経つと汚れ落としに苦労します。
注意② 哺乳瓶は、専用の哺乳瓶用ブラシを使用する
哺乳瓶は筒状になっており、底にミルクがたまります。通常のスポンジだと奥まで届かず、洗い残りがでてしまうので、哺乳瓶専用のブラシがオススメです。ベビー用品店の哺乳瓶コーナーで一緒に販売されています。
ウチで実際に使用しているのはこのピジョンのブラシです。持ち手を回すと先端部分だけがくるくる回って、力いらずで底部分をしっかり洗えます。
注意③ 乳首(ニプル)は、ぬるま湯でもみ洗いをする
乳首はシリコーンゴムでできているので、手でもみ洗いをしましょう。
哺乳瓶用洗剤を少し手に取り、ぬるま湯または水で洗ってください。内側にミルクのかたまりがついたときには、専用の洗浄棒などを利用します。
注意④ 洗浄後、必ず消毒・殺菌をする
洗浄後はそのまま消毒・殺菌をしましょう。
洗浄後、乾燥させてから消毒・殺菌ではなく、洗浄から消毒・殺菌までをセットで考えるのが基本です。
正しい消毒・殺菌方法は別の記事でまとめます。
洗剤の選び方とオススメの哺乳瓶用洗剤
哺乳瓶用洗剤を選ぶ際のチェックポイントをまとめてみました。このあと、ウチで実際に使用しているオススメを紹介しますが、それ以外の哺乳瓶用洗剤を選ぶ際には確認するようにしてください。
哺乳瓶用洗剤を選ぶポイント
・赤ちゃんの口に入っても安全な植物由来の成分でできている
・香料や着色料、リンなどの化学物質が使われていない
・皮膚刺激性テストやアレルギーテストで安全が保障されている
・ミルク汚れを落としやすいように泡立ちすぎず、洗いやすいもの
・すすぎ残りがないように水でしっかり洗い流せるもの
オススメの哺乳瓶用洗剤
ウチで実際に使用し、洗剤選びポイントをクリアしているオススメの哺乳瓶用洗剤がこちらです!
植物由来の洗浄成分でしっかりと洗え、泡切れもよく、アレルギーテストも実施済みになっています。また、離乳食がスタートしてからの食器洗いにも使えるので、これさえ買っておけば長期間使用することができるのでオススメです。
ということで、今回のまとめです。
1.哺乳瓶を洗うときは、台所用洗剤ではなく哺乳瓶用洗剤を使う
理由:①台所用洗剤は赤ちゃんに有害な香料や化学物質が含まれている。
②哺乳瓶用洗剤はミルク洗浄に特化しているので洗浄力が高い。
2.哺乳瓶用洗剤を選ぶポイント
① 安全な成分でできている(無着色・無香料・リンを含まない)
②アレルギーテストや刺激性テスト実施済みがいい
③泡切れがよく、すすぎやすいもの