初めて育児をするママやパパにとって、哺乳瓶の消毒・殺菌は未知なるもので、やり方が正しいのか不安になってしまいますよね。
まして、大事な赤ちゃんの口に触れるものだからこそ、正しいやり方を覚えて安心してミルクをあげたいところ。
ということで今回は、
「そもそも哺乳瓶の消毒・殺菌は必要なの?」
「哺乳瓶はいつまで消毒しないといけないの?」といった、
はじめてなら誰もが抱く疑問を解消しながら、哺乳瓶の正しい消毒・殺菌方法をまとめていきたいと思います。
これを買っておいたらとても楽ですよ!というオススメ消毒・殺菌グッズもご紹介します。
哺乳瓶の洗浄についてはこちらにまとめています。
・哺乳瓶を消毒・殺菌する理由とは
・いつまで消毒・殺菌をする必要があるか
・哺乳瓶の正しい消毒・殺菌方法とは
・オススメのレンジ消毒用ケース
哺乳瓶を消毒・殺菌する理由
生後まもない頃の赤ちゃんは大人と比べて免疫力が低く、少しの細菌やウイルスで体調を崩してしまうことがあります。
とくに、ミルクの洗い残しには雑菌が繁殖しやすく、哺乳瓶を洗った後には、なるべく消毒・殺菌をして雑菌がつかないように注意する必要があります。
いつまで哺乳瓶を消毒・殺菌するのか
では、いつまで消毒・殺菌をする必要があるのでしょうか。
哺乳瓶を消毒・殺菌する期間は生後12か月くらいまで、と消毒錠剤メーカーなどは推奨しています。
ただし、1年間も毎日何回も消毒・殺菌するのは手間がかかって、ママやパパも大変ですよね。先輩ママの話を聞くと、離乳食がはじまる生後5か月くらいからは哺乳瓶は洗浄のみで、消毒・殺菌をしなくなるご家庭が多いそうです。
もちろん、季節やお住まいの気候によってもちがってくるので、消毒・殺菌をしないにしても、哺乳瓶専用洗剤とぬるま湯でしっかり洗浄するように心がけましょう。
哺乳瓶の正しい消毒・殺菌方法
哺乳瓶の消毒・殺菌方法は、次の3つです。ただし、冒頭でも言いましたが「レンジ消毒・殺菌」が圧倒的に楽なので、煮沸と薬剤はあまりオススメしません。
1)煮沸による消毒・殺菌
2)薬剤による消毒・殺菌
3)レンジによる消毒・殺菌
順番にそれぞれの消毒・殺菌方法をまとめていきます。
1)煮沸による消毒・殺菌
必要なもの…鍋,トング,清潔なタオル
手順1:
・底の深い鍋に水を張り、洗浄した哺乳瓶と乳首、キャップを沈ませます。
☆哺乳瓶の中に水を入れて、しっかり底まで沈ませるようにしましょう。
手順2:
・乳首とキャップは約3~5分、哺乳瓶は約7分経ったら鍋から取り出します。
☆哺乳瓶は長めにしっかり煮沸するようにしましょう。
手順3:
・清潔なタオルやキッチンペーパーで水分をとり、そのまま置いて乾燥させます。
☆鍋から取り出すときは火傷しないようにトングなどを使用する。
なお、煮沸消毒ができない哺乳瓶もあるので、対応しているかを購入時に確認しましょう。どの消毒・殺菌方法にも対応している最強の哺乳瓶はこちらで紹介しています。
2)薬剤による消毒・殺菌
必要なもの…薬剤,専用容器,清潔なタオル
手順1:
・薬剤メーカーから販売されている専用容器に水を張り、薬剤を入れます。
手順2:
・専用容器に洗浄した哺乳瓶、乳首、キャップを入れ、規定の時間までつけてきます。
手順3:
・専用容器から取り出し、すぐに使用しない場合は自然乾燥させます。
☆水を洗い流さずそのまま使用できるものが多いですが、薬剤の使用方法の確認が必要です。
薬剤や専用容器を買わないといけないので、他の方法に比べて費用はかかります。ただし、一度使用した水は一日何度も使うことができるので、消毒・殺菌を複数回する手間でいえば効率はいいです。
ということで、ウチが実際にやっている「レンジによる消毒・殺菌方法」をご紹介します。
3)レンジによる消毒・殺菌
必要なもの…電子レンジ,加熱専用ケース
ウチで使用しているのはこちらのケースです。
手順1:
・加熱専用ケースに、洗浄した哺乳瓶、乳首、キャップを入れて、水を50g入れます。
☆水の分量は哺乳瓶で測れば楽です。
手順2:
・電子レンジに加熱専用ケースごと入れて、500Wで約5分間温めます。
手順3:
・温めおわったらレンジから取り出して、冷めるまで置いておくだけです。
☆高温になっているので時間をおいてから取り出しましょう。
一番手軽で、費用も安く済む方法です。殺菌し終えたら、そのままケースに入れて次に使用するまで保管しておけるところも使い勝手がいいです。
・消毒・殺菌はレンジが一番簡単で楽ちん!
・消毒・殺菌は5か月頃の離乳食が始まるくらいまで!